創業1818 文政元年
名張市本町314-1
電話 0595-63-0061
代表者 大西 唯克
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■ 取扱商品・サービス
銘柄としては「高砂」と「而今」があります。酒米は、地元名張で穫れた山田錦にこだわり、蒸したお米を室温まで冷却させてから仕込みタンクに投入します。手で丁寧にほぐすのがポイントです。長らく「高砂」「鷹一正宗」を製造し伊賀地方を中心に商いをしてきましたが、2005年に六代目蔵元の唯克が「而今」ブランドを立ち上げました。而今という言葉には、「過去にも囚われず未来にも囚われず、今をただ精一杯生きる」という意味があります。
■ 事業の沿革
「祖先大西家、寛永13年(西暦1636年)3月 藤堂宮内少輔高吉公(今、貴族院議員男爵藤堂憲丸)、豫州今治より御引越ト相成候(そうろう)節(せつ) 御供致し来り 其際 大西家に鷹羽違に一の定紋ヲ拝領仕(つかまつ)りしに因(ちな)み、鷹一正宗と称す」と初代大西庄八が文書を残しています。
さらに、ここ本町で文政元年(1818年)に初代庄八が造り酒屋「ほてい屋」を木平甚太郎氏から譲り受け、屋号を以前材木商であった「木屋正」と改め、今に継承しています。
また、二代目政之助が種生村老川より養子に入り、「名賀酒造組合」を組織しました。政之助は三重県清酒品評会への出品を奨励し、今日の木屋正酒造の魁となりました。
以来、三代目正之助、四代目和夫、五代目武夫、現在、六代目唯克と受け継いでいます。
■ 経営理念・特色
二代目政之助は老川の若山家出身で、三兄弟ともに酒造りの名家であったと伝え聞いています。時代の流れを読みながら、酒造りに切磋琢磨していきたいと思っております。