創業1902 明治35年

名張市鴻之台3-31
電話 0595-62-0280
代表者 赤井 一彦
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月1回の店長会議に集まったスタッフの皆さんと赤井社長(左端)

■ 取扱商品・サービス

 院外処方箋調剤、健康相談、介護相談、医薬品・サプリメントの販売や在宅支援業務を通して、皆さまの健康をサポートします。

1902(明治35)年に初代虎吉が薬種商免許を取得した

■ 事業の沿革

 当時、平尾村、旧武家屋敷の地を包括して、地形によって、峡間(はざま)と名付けられていました。今の丸之内、栄町あたりです。峡間在住の赤井虎吉が、明治35年に「薬種商免許」を取得し、上横町(現上本町)に店舗を構えたのが「赤井本店」のはじまりです。
もともと名張は商圏が狭く、店頭での小売販売だけでは営業が成り立たないことから和漢薬草の採取や集荷などにも力を入れ、曽爾、室生、山添、美杉村などの農家に依頼したり、自転車や荷車で薬草を買い集めたりして、自店で調製した上で大阪方面の薬種問屋に出荷していたと思われます。昭和5年、祖父の四郎が薬種商免許を取得して業務に就きましたが、戦時下で売るものがなく苦労しました。昭和27年に法人化後、昭和30年、父の虎雄が薬剤師免許を取得し、「合名会社 赤井薬局」に変更しました。この頃から処方箋調剤や家庭用麻薬の販売も行われていました。
平成6年に処方箋調剤を主体業務とする鴻之台店、9年には中央店を出店。平成19年に私が代表取締役に就任し、株式会社に組織変更しました。平成25年、桔梗が丘店を出店し、現在名張市内に3店舗を有します。

1962(昭和37)年の創業60周年記念セール

1955(昭和30)年頃の店内

■ 経営理念・特色

「薬学を通して社会貢献する」
守っていくべきものを踏襲しながら、常に新しいことにチャレンジする企業でありたいと思っています。

■ 人や地域に寄り添う

 Q 赤井社長(62)が大事にしておられる経営の考え方は?
 A 「薬学を通して社会貢献する」ということですね。
処方箋調剤はもちろん、妊婦さんや子育て中の方、ご高齢の方々まで誰もが、「気軽に立ち寄れる薬局」、分からないことがあれば何でも「チョット相談できる薬局」でありたいと思っています。

 Q 情報発信にも力を入れておられますね。
 A ネット社会で情報は氾濫しています。あふれる情報の中から正しい情報を選別し、提供することは専門職として大切なことだと考えています。

 Q 百年以上続いてきた要因と今後について教えてください。
 A 当たり前のことをこつこつとやってきたということでしょうか。これからも、守っていくべきものを踏襲しながら、常に新しいことにチャレンジする企業でありたいと思っています。

桔梗が丘店