創業1875 明治8年

名張市安部田3905
電話 0595-63-0323
代表者 福持 博文

■ 取扱商品・サービス

 銘柄は1つだけ、「天下錦」です。この名前の由来は、この地区が昔、皇大神宮を伊勢の地にお移しする途中の「倭姫命」(※やまとひめのみこと。古墳時代以前の皇族)に錦の織物を献上したことから「錦生村」と呼ばれ、そこから「天下に響く錦なれ」という意味を込めて、「天下錦」と命名しました。この「天下錦」は、自家栽培の山田錦を100%使用し、清流「宇陀川」の伏流水で仕込んでいます。中でも純米酒の天下錦は、伊勢志摩サミットでも提供されるなど、高い評価を頂いております。

■ 事業の沿革

 当蔵は明治8年(1868年)に、初代善之丞が創業し、その後2代目がその名前を襲名して引き継ぎ、私の父は、3代目の善之丞を伊賀から養子に来て襲名しました。第二次世界大戦末期の昭和18年~昭和20年(1945年~1947年)頃から政府による企業統合が進み、当時の酒蔵は活動を制限され、私の酒造場も名張の他の酒造メーカーと一緒に酒造りをしていた時もあったそうです。その後の酒造りには権利が必要で、九州でその権利が売りに出されたときにすぐに向かってそれを買い付け、ようやく福持酒造場として酒造りを再開することができるようになりました。
再開後一時製造した酒を京都の伏見や兵庫の灘に販売しておりましたが、大正時代から続く自社銘柄「天下錦」を伸ばそうと考え、父の死後の昭和37年(1962年)から4代目の私、福持博文が引き継ぎましたが、現在は親戚の若い羽根清治郎が懸命に酒造りに打ち込んでいます。

■ 経営理念・特色

 「企業はお客様のためにある」を経営理念に、「軽く旨くさわやかに」を品質のモットーに酒造りをしております。一口飲んだ時に「軽く」スッと入ってきて、口の中で「旨く」味わいがあり、「さわやかに」また飲みたくなる。そんなお酒を目指して酒造りをしています。